長唄 花

2016年10月25日

女性による伝統芸能の伝承

 

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わたしは、長唄『花』に出演いたしました。

これは、吾妻流宗家 二代目吾妻徳穂、寛彌、聖香、千佳代、春瑞、あや子、わたくし君彌の7人の女性による素踊りです。

 

この公演で踊った記録として、歌詞や内容を記します。

ここに記すのは、全曲の歌詞ではありませんし、内容は踊った私自身の感想も交えています。あしからず。

 

 

ー長唄『花』ー

 

作詞 駒井 義之

作曲 今藤 政太郎

 

振付 吾妻 春菊

 

 

■歌詞■

吾妻なる 花の数々うるわしく 名花名木 花の四季

 

梅の春 鶯来鳴きぬ 太宰の天満

東風吹かば 匂いおこせの飛梅は ゆかし白梅 牛車の昔

 

嘘を忘るる鷽替に 屋台遠近 人の波

博多俄の目かづらの よかよかばってんよかばってん

筮竹算木の手相見も ちょっと気になる縁結び

博多帯締め筑前しぼり よきこと願うおみくじの 吉凶いずれの 梅の一輪衿に落ち

 

花曇 春の愁に 古都かすむ

 

川波渡る下座囃子 彌生狂言 花の客 阿国山三はいまいづこ 念仏踊りや槍踊り

舞つる袖に花の散る 花の散る 四条五条 加茂河原

 

夕まぐれ 花の篝に夜桜燃ゆる

木履の音は八坂道 朧々の円山月夜

 

都を賑わす花祭 とみ草の花ややすらい花や

鳴らす鞨鼓の神子達 赤いしゃぐまの飛び交いて

桜椿の 飾りもゆるる花の傘

 

昔男ありき 恋しき人と別れきて 心あれ 不二の煙よ伝えかし 想い残り火都の空へ

皐月待つ 花橘の香をかげば 昔の人の袖の香ぞする

 

秋すみて 簾囲いの菊の市

悪戯盛の下町童 落としちゃいけない棚の鉢

花を抱いて菊節句 浅草寺に何を願うか娘子の 手にも香るや菊供養

谷中菊坂団子坂 花に粧う 菊人形

 

虎の尾を踏みたる心地の安宅関

義経弁慶主従が 山伏問答いかにぞと

関守富樫が 武士の情けに通す陸奥路

 

花のお江戸の男伊達

ゆかりの色の紫に 喧嘩相手はひげ意休 仲を割ったる揚巻の 吉原ぞめき

 

花宴 散りゆくも咲きぬらん 散りゆくも咲きぬらん

久遠の命謳いつつ 春まためぐる

 

 

 

■内容■

 

この作品は、梅、桜、橘、菊という四季の花を各地の名所にちなんで描いた作品。

 

早春の花である梅を、福岡の太宰府天満宮を舞台に唄っている。菅原道真ゆかりの飛梅や、鷽替を交換する様子などを振りに取り入れ、人が押し寄せる天満宮の祭りの様子が踊られる。筮竹算木の手相見やおみくじに、恋の想いを馳せる二人の女の様子も描かれた、すっきりとした寒さを感じさせる踊りである。

 

次は、京都の春で、桜の名所めぐりとなる。

四条河原で活躍した出雲阿国の踊りがあり、京舞風の夜桜見物となる。

 

橘は初夏の花。富士山のふもとを舞台にし、富士の山を見ながらの回想で、伊勢物語から、橘の香りで昔の恋人を思い出す、しみじみとした踊りがある。

 

秋は菊。曲調がガラリと変わって、江戸の菊まつりを描写する。

悪戯盛の子どもたちが遊んでいる様子があり、ガキ大将が鉢を壊して怒られる様子や、菊の花を持って浅草寺へ出かける娘たちの可愛らしい雰囲気がある。すると待ちに待った菊人形の登場。菊人形が動き出し、勧進帳や助六を踊る。

 

最後は、散っていく花も、季節が巡るたびに花が咲き、永遠に続いていくことを愛でて幕がおりる。

 

 

 

■こしらえ■

 

衣裳は、片身がわりで、雪月花と書いてあります。

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かつらはこちら。

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かんざし

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吾妻流らしい顔をかきます!!

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ちなみに衣裳は、一枚一枚手書きなのでそれぞれ文字の感じが違います!!

花が並んでいますが、お分かりいただけますでしょうか…

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しかもサイン入り!!

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すごーーーく、かっこいい衣裳です💖

 

わたしは一葉先生のパートを踊ったので、一葉先生セットを拝借しました。

 

一葉先生とパシャリ🎶

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節穂先生と、節穂門下3人✌

千佳代さん・節穂先生・あや子さん・わたし

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記念撮影!!寛彌さんがいないです😢

 

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みんなで😍✨📷

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吾妻流という気持ちが揃った中で、吾妻流の作品を踊れることは心地がよく、踊っていて身も心も本当に気持ちのよい舞台であったと感じています。

 

 

最後に…

名誉総裁である安倍昭恵さんを囲んで、出演者全員の集合写真です。

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ありがとうございました😌